国東草子

史料の空白を、想像で埋める短編小説集

国東物語とねほりはほりは、 史跡と史料から出発して国東の千三百年を整理してきました。 けれど史料は、制度や伽藍のことは語っても、そこに生きた人が朝に何を食べ、何を恐れ、 何を楽しみにしていたかまでは教えてくれません。

国東草子は、その空白を想像で埋める短編小説の連作です。 時代ごとに一人、名もない人を立たせ、その人の目と手を通して、 当時の暮らしと、世界がどう見えていたかを再現します。

ここに書かれていることは創作です。どこまでが史料で、どこからが想像かは、 各編の末尾「この話の材料」で明かしています。 史実として知りたいことは、国東物語とねほりはほりへどうぞ。

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